【建築費の実態と投資家への影響】【更新】 | 神奈川の不動産投資、新築アパート経営は横濱コーポレーション

  • 【建築費の実態と投資家への影響】

    代表コラム第七弾【建築費の実態と投資家への影響】
    
    
    
    不動産投資の世界において、建築費は常に注目されています。
    最近の傾向としては、「建築費は年々上がっている」のが実情です。
    
    【建築費の動向とインフレ】
    物価全体が上昇している中で、建築業界もその影響を受けています。特に円安が進むことで、輸入建材や設備の価格が高騰しています。例えば、1ドル150円時代には、1ドル100円の時と比べて価格が34%上昇するのです。しかし、この現実に直面しながらも、弊社では共同住宅の建築費を大きく抑えることに成功しています。これは、業界内での調整力と効率的な仕入れによるものです。
    
    【住宅着工数の減少】
    住宅業界全体で見ると、着工戸数が急激に減少しています。2024年はリーマンショックの時と同じぐらい着工数が減少しています。理由は簡単で、金利の上昇と物価の上昇が住宅購入者の心理に大きな影響を与え、購買意欲が低下しているからです。投資家としても、この市場の縮小は考慮すべき重要な要素です。
    
    【建設会社の仕入れ力と価格競争】
    一方で、共同住宅やアパートの建設に関しては、業界の需要が減少している中でも、私たちの会社が大きな競争力を持っています。これは、私たちが大量仕入れを行い、商社やメーカーと強い交渉力を持っているからです。具体的には、1000個単位で同じ製品を仕入れることで、仕入れ価格を大幅に抑えることができ、その結果、最終的な建築コストを削減することが可能となります。
    
    【ビジネスモデルの成功事例】 
    この戦略は、ドンキーホーテのビジネスモデルにも似ています。ドンキーホーテは、旬な商品を大量に仕入れ、安く提供することで、売上を伸ばしてきました。同じように、弊社も大量仕入れを通じて、コストを抑え、安定的に利益を上げています。これにより、最終的には投資家にとっての利回りを維持しながら、競争力を持つことができます。
    
    【人件費と効率的な労働環境】
    また、弊社は効率的な人件費管理にも力を入れています。高賃金を求める労働者を確保するのは容易ではありませんが、弊社は短時間労働ではなく、安定した勤務時間を提供することで、優秀な人材を引き寄せています。これにより、業務の生産性を向上させ、全体的なコストを削減しています。
    
    【まとめ】
    現在、建築業界は確かに厳しい環境にありますが、適切な戦略と効率的なコスト管理を行うことで、価格を抑えつつ、高品質な物件を提供することが可能です。特に、大量仕入れによるコスト削減や、安定した労働環境を提供することが、競争力を維持するための重要な要素となります。不動産投資家としては、このような経営の効率化を理解し、適切に活用することが、長期的な利益につながるでしょう。
    
    過去の代表コラムはこちら
    第一弾【今の不動産市場のトレンドと今後の見通し】
    第二弾【今後の木造新築アパートの利回りについて】
    第三弾【新刊『新入社員の教科書』執筆の理由とは】
    第四弾【当社で活躍する人・求める人について】
    第五弾【エリア特化型の不動産投資戦略】
    第六弾【不動産投資で成功するために必要な視点とは?】
    
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    ページ作成日 2025-04-15